一人暮らしの光熱費5,000円は可能?
都市ガスなら届きますが、
プロパンではガス代だけで超えます

この記事の結論

Q. 一人暮らしの光熱費を月5,000円に収めることはできますか
A. 都市ガスの部屋なら届く範囲にあります。
電気代とガス代の平均は月10,336円で、5,000円はその48%です。ガス5m³と電気92kWh(30A契約)が目安になります。
Q. プロパンガスの部屋ではどうなりますか
A. ガス代だけで5,000円を超えてしまいます。
プロパンは5m³で全国平均5,925円です。電気をまったく使わなかったとしても、5,000円には届きません。
Q. 使う前から決まっている金額はいくらですか
A. 都市ガスと30A契約の組み合わせで、月1,694.25円です。
東京ガスの基本料金759.00円と、東京電力の30Aの基本料金935.25円の合計です。プロパンの部屋だと2,950.25円になります。
Q. 季節によってどれくらい変わりますか
A. 1〜3月期は5,000円の2.65倍になります。
電気代とガス代の合計は1〜3月期が13,236円、いちばん安い7〜9月期でも8,870円で、5,000円の1.77倍あります。

都市ガスの部屋なら、ガス5m³・電気92kWhが5,000円の目安になります。プロパンの部屋では5m³で5,925円になるため、ガス代だけで5,000円を超えます。

「光熱費は月5,000円くらいに」と考えて調べはじめると、達成できたという声と、まったく届かないという声の両方が出てきます。
この差は、部屋のガスが都市ガスかプロパンかで先に決まっている部分が大きいようです。

この記事で使っている金額の出どころ

  • 平均額:総務省統計局「家計調査」2025年・単身世帯
  • 電気:東京電力エナジーパートナー 従量電灯B
  • 都市ガス:東京ガス 一般料金A表(東京地区等)
  • プロパン:石油情報センターの全国平均

この記事では、電気代とガス代を足した金額を「光熱費」として扱い、5,000円に収まる組み合わせを実額で並べます。金額はすべて税込です。

1. 光熱費5,000円は平均のどれくらいか

まず、5,000円という金額が平均からどれくらい離れているのかを見てみます。

一人暮らしの電気代とガス代の平均と、5,000円の内訳を並べたところ 平均は電気代7,337円とガス代2,999円で合計10,336円です。5,000円に収める場合は電気代3,436円とガス代1,563円の配分になり、平均の48パーセントにあたります。 一人暮らしの電気代+ガス代(1か月) 平均的な使い方 10,336円 5,000円に収める 5,000円 電気代 ガス代 5,000円は平均の48%。電気もガスも使う量を4割ほどに抑える計算になります
平均は電気代7,337円とガス代2,999円の合計で、月10,336円です。
5,000円はその48%にあたります。
金額は総務省の家計調査2025年・単身世帯の年平均です。

平均は電気代とガス代を足して月10,336円です

家計調査の単身世帯の年平均を見ると、電気代とガス代はそれぞれ次の金額になっています。

一人暮らしの電気代とガス代(1か月・年平均)

項目 1か月あたり
電気代7,337円
ガス代2,999円
電気代+ガス代10,336円

水道まで入れた「光熱・水道」という区分もあるので、そちらも並べておきます。

上下水道料まで含めた場合

項目 1か月あたり
電気代7,337円
ガス代2,999円
上下水道料2,136円
光熱・水道 合計13,333円

この記事で電気代とガス代だけを扱う理由

  • 電気とガスは、契約先や契約内容を自分で選べる部分があります
  • 上下水道料は自治体の料金表で決まるため、動かせる幅が小さくなります

そのため、この記事では電気代とガス代の合計10,336円を「光熱費」として扱います。

5,000円は平均の48%にあたります

10,336円と5,000円を並べると、次のような関係になります。

平均と5,000円の関係

比べるもの 金額 平均との関係
電気代+ガス代の平均10,336円
この記事の目安5,000円平均の48%
平均は5,000円の何倍か2.07倍

電気とガスの使う量をどちらも4割ほどに抑える計算になるので、片方だけを頑張っても届きにくい水準です。

5,000円の内訳の一例(都市ガス・30A契約)

内訳 金額
ガス代(都市ガス5m³)1,563.50円
電気に使える額3,436.50円
合計5,000.00円

5,000円という数字を見るときの目安

  • 平均の48%なので、電気とガスの両方を同時に絞る前提になります
  • 都市ガスかプロパンかで、達成できるかどうかが先に分かれます
  • 季節による差が大きいため、1年を通して毎月5,000円というかたちにはなりにくいでしょう

2. 使う前に決まっている金額があります

電気もガスも、使った量に関係なくかかる基本料金があります。5,000円の内訳を考えるときは、ここから引いていくと分かりやすくなります。

電気の基本料金は契約アンペアで決まります

東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bでは、契約アンペアが10A増えるごとに基本料金が311.75円ずつ上がる形になっています。

従量電灯Bの基本料金(税込)

契約アンペア 基本料金
10A311.75円
20A623.50円
30A935.25円
40A1,247.00円

入居時の契約が30Aになっている部屋もあれば、40Aの部屋もあります。

いまの契約アンペアを確かめる場所

  • 分電盤のいちばん左にあるブレーカーの数字と色
  • 検針票や電力会社のマイページに書かれた契約種別

電気の請求額を組み立てている4つの項目

  • 基本料金(契約アンペアで決まる部分)
  • 電力量料金(使ったkWhにかかる部分)
  • 燃料費調整額(燃料の価格で毎月動く部分)
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金(全国共通の単価)

ガスの基本料金は会社によって違います

ガスの基本料金は、都市ガスとプロパンで大きく変わります。

ガスの基本料金(1か月・税込)

ガスの種類 基本料金
都市ガス(東京ガス 一般料金A表)759.00円
プロパン(石油情報センター 全国平均)2,015円

プロパンの金額は、基本料金・設備料金・消費税をすべて含んだ総額として公表されているものです。会社ごとに料金を決められる仕組みなので、全国平均から離れた部屋もあります。

使う前に決まっている合計(30A契約の場合)

組み合わせ 電気の基本料金 ガスの基本料金 合計
都市ガス+30A935.25円759.00円1,694.25円
プロパン+30A935.25円2,015円2,950.25円

ガスを1m³も使わず、電気を1kWhも使わなくても、都市ガスの部屋で1,694.25円、プロパンの部屋で2,950.25円が先に決まっています。5,000円のうち、残りをどう使うかという話になります。

固定の部分について押さえておきたいこと

  • 電気の基本料金は、契約アンペアを下げれば1段階につき311.75円下がります
  • 都市ガスの基本料金は使用量の区分で決まるため、少なく使う月は759.00円のままです
  • プロパンの基本料金は会社ごとに違うので、契約している会社の検針票で確かめられます

3. 都市ガスなら5,000円に届きます

ガス5m³と電気92kWhが目安です

都市ガスの部屋で30A契約のとき、ガスの使用量ごとに電気へ回せる量を計算してみました。

ガスの使用量別に見た、電気に回せる量

ガスの使用量 ガス代 電気に使える額 電気の上限(30A) 電気の上限(20A)
4m³1,402.6円3,597.4円98kWh109kWh
5m³1,563.5円3,436.5円92kWh103kWh
6m³1,724.4円3,275.6円86kWh97kWh
8m³2,046.2円2,953.8円74kWh86kWh

ガスを2m³多く使うと、電気で使える量が10kWhほど減るという関係になります。ガスの単位料金は原料費調整で毎月動くため、上のガス代は2026年9月検針分の160.90円/m³で計算しています。

計算に使った1kWhあたりの単価

項目 単価
電力量料金(〜120kWh)29.80円/kWh
再生可能エネルギー発電促進賦課金(2026年度)4.18円/kWh
燃料費調整単価(国の値引きを除いた2026年8月分)−6.77円/kWh
合計27.21円/kWh

国の値引きを除いて計算している理由

  • 国の値引きを含めた2026年8月分の燃料費調整単価は−10.27円/kWhで、除くと−6.77円/kWhです
  • 国の支援は終わればその分が消えるため、値引き込みの単価で「5,000円に収まる」と書くと、支援が切れた月に実際の請求と合わなくなってしまいます

契約アンペアを下げると311.75円ぶん余裕ができます

電気に使える額を増やす方法として、契約アンペアの見直しがあります。

契約アンペアを1段階下げたときの差

変更 月あたり 年あたり
40A→30A311.75円3,741円
30A→20A311.75円3,741円

311.75円を27.21円/kWhで割ると、電気およそ11kWhぶんにあたります。上の表で30Aの92kWhが20Aだと103kWhになるのは、この差によるものです。

92kWhで動かせるもの

  • 照明とスマートフォンの充電といった、毎日使う小さな電力
  • 冷蔵庫の常時運転
  • 洗濯機を週に数回まわす程度の使い方

92kWhでは難しくなりやすいもの

  • エアコンを毎日長い時間つけたままにする使い方
  • 電気ストーブやこたつなど、暖房を電気でまかなう使い方
  • 在宅で1日中パソコンとディスプレイを動かす使い方

92kWhという枠は、生活の土台になる部分にはおおむね足りるものの、冷暖房を電気でまかなうと届きにくくなる水準といえそうです。

4. プロパンだと5,000円には届きません

ガスを月5立方メートル使ったときの請求額を都市ガスとプロパンで並べたところ 同じ5立方メートルでも、都市ガスは1,563円、プロパンは全国平均で5,925円です。プロパンはガス代だけで光熱費5,000円のラインを超えます。 ガスを月5m³使ったときの請求額 光熱費5,000円のライン 都市ガス 1,563円 プロパン 5,925円 左の枠=基本料金 右の枠=使った分の料金 プロパンは電気をまったく使わなくても5,000円に届きません
同じ5m³でも、都市ガスとプロパンでは3.8倍の差がつきます。
都市ガスは東京ガスの2026年9月検針分、プロパンは石油情報センターの令和8年6月末の全国平均です。
プロパンの金額には基本料金と消費税が含まれています。

同じ5m³でも3.8倍の差がつきます

同じ量のガスを使ったときの請求額を、都市ガスとプロパンで並べてみます。

使用量ごとのガス代(税込)

使用量 都市ガス(東京ガス) プロパン(全国平均)
基本料金のみ759.00円2,015円
5m³1,563.50円5,925円
10m³2,368.00円9,697円
20m³16,892円

表の金額の読み方

  • 都市ガスの5m³は東京ガスが公表している金額で、10m³は基本料金759.00円に単位料金160.90円×10m³を足した額です
  • 都市ガスの単位料金は原料費調整で毎月動きます。上の金額は2026年9月検針分です
  • プロパンの金額は石油情報センターの全国平均で、基本料金・設備料金・消費税を含んだ総額です
  • プロパンの1m³あたりの従量単価は公表されていないため、この記事では単価としての金額を出していません

電気をまったく使わなくても足りません

プロパンの部屋で、5,000円から順に引いていくとどうなるかを並べます。

プロパンの部屋で5,000円から引いていくと

段階 金額 残り
目安の金額5,000円5,000円
ガスの基本料金を引く2,015円2,985円
ガスを5m³使う5,925円マイナス925円

基本料金の時点で2,985円しか残らず、5m³使った時点で925円の超過になります。ここに電気の基本料金935.25円が加わるので、電気を1kWhも使わなくても届かないという計算です。

プロパンの部屋では成立しないこと

  • 電気の使い方を絞って5,000円に収める、という組み立て
  • ガスを5m³まで減らせば足りる、という見通し
  • 契約アンペアの見直しだけで差を埋める、という考え方
  • 都市ガスの部屋で5,000円を達成した人の手順を、そのまま当てはめること

プロパンの部屋では、5,000円という目安をそのまま追いかけるより、ガス会社の料金そのものを見直すほうが動く幅が大きくなりやすいでしょう。

5. 季節でどれだけ変わるか

単身世帯の電気代とガス代の合計を四半期ごとに並べたところ 1月から3月期が13,236円で最も高く、7月から9月期が8,870円で最も低くなります。いちばん安い時期でも5,000円の1.77倍です。 電気代+ガス代は季節でどれだけ変わるか 5,000円のライン 1〜3月期 13,236円 4〜6月期 10,029円 7〜9月期 8,870円 10〜12月期 9,125円 電気代 ガス代 いちばん安い7〜9月期でも5,000円の1.77倍あります
電気代とガス代を足した金額です。
いちばん安い7〜9月期でも8,870円で、5,000円の1.77倍あります。
金額は総務省の家計調査2025年・単身世帯の四半期別の値です。

冬は5,000円の2.65倍になります

四半期ごとに電気代とガス代を並べると、冬とそれ以外で大きく差がついています。

電気代とガス代の合計(四半期別)

時期 電気代 ガス代 合計 5,000円の何倍か
1〜3月期9,295円3,941円13,236円2.65倍
4〜6月期6,743円3,286円10,029円2.01倍
7〜9月期6,822円2,048円8,870円1.77倍
10〜12月期6,704円2,421円9,125円1.82倍
年平均7,337円2,999円10,336円2.07倍

1〜3月期に伸びているのは電気代とガス代の両方です。暖房と給湯が同時に増える時期なので、片方だけを抑えても差が埋まりにくくなります。

いちばん安い夏でも1.77倍です

7〜9月期はガス代が2,048円まで下がりますが、電気代は6,822円あります。合計8,870円で、5,000円の1.77倍です。

上下水道料まで含めた四半期別の光熱・水道

時期 上下水道料 光熱・水道 合計
1〜3月期2,263円17,330円
4〜6月期2,171円12,551円
7〜9月期2,055円11,069円
10〜12月期2,184円12,325円

上下水道料は季節による差が小さく、四半期で見ても2,055〜2,263円の範囲に収まっています。動く幅が大きいのは電気代とガス代のほうです。

季節の差との付き合い方

  • 毎月5,000円ではなく、安い時期に5,000円へ近づける形にすると無理が出にくくなります
  • 7〜9月期はガス代が2,048円まで下がるので、5,000円に近づけやすい時期です
  • 1〜3月期は電気代とガス代の両方が増えるため、目安を分けて考えるほうが気持ちがラクかもしれません

6. 自分の部屋が都市ガスかプロパンかを確かめる

ここまで見てきたとおり、5,000円に届くかどうかはガスの種類でほぼ決まります。契約書に書かれていない場合でも、次の3つの方法で確かめられます。

3つの方法で確かめられます

確認の手順

  1. 検針票か請求書の発行元を見る:都市ガスなら地域のガス会社、プロパンなら販売店の名前が入っています。金額の単位が「m³」であることは両方に共通するので、見るのは発行元の名前です。
  2. 屋外にボンベがあるかを見る:建物の外や敷地の裏にグレーの円筒形のボンベが置かれていれば、プロパンです。都市ガスは地下の配管で届くため、ボンベはありません。
  3. 管理会社か大家さんに聞く:検針票が手元になく、ボンベの場所も分からない場合は、こちらが確実です。契約中のガス会社名まで教えてもらえる場合があります。

3つの方法で分かること

方法 見るところ 分かること
検針票・請求書発行元の会社名ガスの種類と契約中の会社名
屋外のボンベ建物の外・敷地の裏ガスの種類
管理会社・大家さん問い合わせガスの種類と契約の条件

種類が分かったあとの進め方

  • 都市ガスだった場合:ガス5m³・電気92kWhという枠から使い方を考えます
  • プロパンだった場合:5,000円を目標にする前に、いまの料金の水準を確かめます

写真つきでもう少し細かく確かめたい場合は、こちらにまとめています。

→ 都市ガスとプロパン(LPガス)の見分け方|賃貸で今すぐ調べる4つの方法

7. 5,000円に近づける打ち手

使う量を減らす前に、金額の決まり方そのものを動かせる部分があります。効果の大きい順に並べます。

効果の大きい順に並べると

打ち手の一覧

打ち手 効果の目安 あてはまる人
プロパンのガス会社を見直す会社ごとに料金が違うため、幅が大きくなりやすい部分ですプロパンの部屋の人
契約アンペアを下げる1段階につき月311.75円・年3,741円30Aや40Aで契約している人
電気の契約先を変える基本料金と単価の決まり方が変わります入居時のまま契約している人
使い方を見直す使った量にかかる部分だけが動きますすべての人

電気:契約アンペアを見直す

契約アンペアを1段階下げると、基本料金が月311.75円・年3,741円下がります。使い方を変えずに固定の部分だけが動くので、負担の少ない打ち手です。

アンペアを下げる前に確かめること

  • 電子レンジとドライヤーなど、大きな電力を使う家電を同時に動かす場面があるか
  • ブレーカーが落ちたときに困る家電(デスクトップパソコンなど)を使っているか
  • 変更の手続きや、次に戻すときの条件を電力会社に確認できているか

同時に使う家電が少ない部屋であれば、下げても生活が変わらない場合があります。落ちやすくなったと感じたら戻すこともできるので、電力会社に条件を聞いてみるとよいでしょう。

電気:契約先を変える

電気の請求額は「基本料金+電力量料金+燃料費調整額+再エネ賦課金」で組み立てられていますが、このうち基本料金と電力量料金の決まり方は契約先によって変わります。基本料金が0円のプランであれば、30A契約の935.25円にあたる部分がなくなる形になります。

契約先を比べるときに見るところ

  • 基本料金が0円かどうか(使用量が少ない月ほど効いてきます)
  • 電力量料金の単価(基本料金0円のプランは高めに設定されている場合があります)
  • 解約金の有無(合わなかったときに戻しやすくなります)

5,000円を目指す使い方は使用量が少ない側にあたるので、固定の部分が効きやすい条件ではあります。ただし単価の設定はプランごとに違うので、自分の使用量で比べたほうが確かです。

使用量が少ない人ほど効いてくる
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ガス:プロパンなら会社の見直しが効きます

プロパンは会社ごとに料金を決められる仕組みなので、同じ5m³でも請求額に差が出ます。全国平均の5,925円と都市ガスの1,563.50円のあいだには3.8倍の開きがありますが、この差の一部は契約している会社によるものです。

プロパンの見直しで確かめておきたいこと

  • 賃貸の場合、ガス会社を選べるのは大家さんや管理会社であることが多いようです
  • 設備の費用がガス料金に含まれている契約かどうか
  • いまの検針票に書かれている使用量と請求額

自分では会社を変えられない部屋でも、いまの料金が地域の水準からどれくらい離れているかが分かると、大家さんに相談するときの材料になります。

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8. よくある質問

5,000円の目安について

Q1. この5,000円に水道代は含まれていますか
A. 含んでいません。電気代とガス代の合計です。
上下水道料まで足すと、年平均で12,472円になります。水道は自治体の料金表で決まるため、この記事では分けて扱っています。
Q2. 5,000円に収めるには電気を何kWhまでにすればよいですか
A. 都市ガスで5m³使う場合、30A契約で92kWhが目安です。
20A契約なら103kWh、ガスを4m³に抑えれば30Aで98kWhまで使える計算になります。契約アンペアとガスの使用量の両方で枠が変わります。
Q3. オール電化の部屋はどうなりますか
A. この記事では扱っていません。
オール電化はガス代がない代わりに電気の料金プランが別になるため、ここで使った単価では計算が合いません。一人暮らしのオール電化とガス、どっちが安い?|賃貸での現実と光熱費の差でまとめています。

プロパンについて

Q4. プロパンの部屋でも5,000円に近づけられますか
A. 基本料金の時点で残りが2,985円になるため、5,000円そのものを目標にするのは難しいでしょう。
全国平均では5m³で5,925円になります。使う量を減らすより、契約しているガス会社の料金がどの水準にあるかを先に確かめるほうが動く幅は大きくなりやすいところです。
Q5. 5,925円という金額は自分の部屋にも当てはまりますか
A. 全国平均なので、部屋によって上下します。
プロパンは会社ごとに料金を決められる仕組みです。手元の検針票に書かれている使用量と請求額を、この記事の全国平均と並べてみると位置が分かります。

季節と請求について

Q6. 国の値引きが終わったら請求はどうなりますか
A. 燃料費調整単価が上がるぶん、請求額も上がります。
2026年8月分の燃料費調整単価は国の値引きを含めると−10.27円/kWhですが、値引きを除くと−6.77円/kWhです。この記事の計算は値引きを除いた前提で出しているので、支援が終わっても目安が変わらない形にしています。
Q7. 冬に5,000円を超えたら失敗ということでしょうか
A. 1〜3月期は平均でも13,236円なので、超えるほうが自然です。
いちばん安い7〜9月期でも平均8,870円あります。月ごとに達成できたかを見るより、1年でならしてどれくらい下がったかで見るほうが続けやすいかもしれません。

9. まとめ

この記事の要点

  • 電気代とガス代の平均は月10,336円で、5,000円はその48%にあたります
  • 都市ガスと30A契約なら、使う前に決まっている金額は1,694.25円です
  • 都市ガスならガス5m³と電気92kWhが5,000円の目安になります
  • プロパンは5m³で5,925円のため、電気を使わなくても5,000円には届きません
  • 1〜3月期は5,000円の2.65倍、いちばん安い7〜9月期でも1.77倍あります
  • 契約アンペアを1段階下げると、月311.75円・年3,741円下がります

5,000円に届くかどうかは、やりくりの前にガスの種類でほとんど決まっています。
都市ガスの部屋なら、ガス5m³・電気92kWhという枠を先に置くと進めやすいでしょう。プロパンの部屋であれば、5,000円を追いかけるより、いまの料金の水準を確かめるところから始めるほうが動かせる幅は大きくなりそうです。

進めるときの順番

  1. ガスの種類を確かめる:検針票の発行元か、屋外のボンベの有無で分かります。ここで目安が5,000円になるか、別の水準になるかが決まります。
  2. 固定の部分を見る:契約アンペアとガスの基本料金を確かめます。1段階下げられそうなら月311.75円ぶん余裕ができます。
  3. 使う量の枠を置く:都市ガスならガス5m³・電気92kWhを目安にして、そこから1か月を組み立てます。

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