引越しで電気とガスを
同時に乗り換える方法
一人暮らしの手間と費用を半分にするコツ
公開日:2026年5月20日 / 更新日:2026年5月20日
この記事の結論
- Q. 引越しのとき、電気とガスは同時に乗り換えられる?
-
A. 同時に乗り換えられます。むしろ引越しのタイミングは、一度の手続きで両方をまとめて見直せる絶好のチャンスです。
電気とガスのセットプラン(東京ガス・大阪ガス・ENEOSなど)を選べば、申込は1社のWebフォーム1回で完了します。 - Q. 同時乗り換えはどれくらい得?
-
A. セット割と新規キャンペーンを合わせると、年間1〜2万円安くなるケースが一般的です。
引越しは違約金の心配なくプランを切り替えられるタイミング。冬の暖房需要や在宅勤務で使用量が増える人なら、さらに大きな差が出ます。 - Q. いつまでに申し込めばいい?
-
A. 引越しの2週間前までに申し込むのが理想です。
特にガスは開栓に作業員の立ち会いが必要なため、希望日を押さえるには早めの予約が安全です。
電気はネット申込のみで即日対応可。最短で前日でも間に合います。
引越しが決まると、やることリストが一気に増えます。
住所変更、ネット回線、郵便転送、家具の搬入…。
その中で後回しになりがちなのが 電気とガスの手続き。
「とりあえず前の住所と同じ会社に連絡して、新居でも同じ会社で開けてもらう」――そう流してしまう人がほとんどです。
ただ、引越しは 電気とガスをまとめて見直せる、年に何度もないチャンス。
違約金は発生しない、新規キャンペーン特典は受け取れる、申込フォームは1回で済む。
この機会を使わない手はありません。
この記事では、引越しに合わせて電気とガスを同時に乗り換える具体的な方法と、都市ガス・プロパン別の注意点まで、一人暮らし向けにまとめました。
読み終えたら、新居の鍵を受け取る前に手続きが終わります。
1. 引越しで同時乗り換えが得な3つの理由
引越しのタイミングで電気とガスをまとめて乗り換えると、ふだんの切り替えにはない3つのメリットが重なります。
理由① 違約金・解約金が発生しないタイミング
住所変更にともなう解約は、契約期間中であっても 違約金が免除されるのが一般的です(電力会社・ガス会社の多くが規約で明記)。
ふだんの切り替えだと縛り期間が気になる新電力プランも、引越しのタイミングなら気兼ねなく試せます。
理由② セット割と新規キャンペーンが二重取りできる
電気とガスを同じ会社にまとめると、月500〜1,000円のセット割が適用されます。
これに加えて、新規申込限定の 初月無料・ポイント還元・キャッシュバック 等のキャンペーンが乗ります。
年間で1〜2万円のコストカットになるケースが一般的です。
理由③ 申込が1回で済む(手続きの手間が半分)
別々の会社に申し込むと、フォーム入力2回・本人確認2回・問い合わせ窓口も2つ。
セット契約なら、1つのWebフォームに住所と入居日を入力するだけで両方の手続きが完了します。
引越し前後の慌ただしい時期に、この差は地味に効きます。
年間でいくら変わるか(試算)
| パターン | 年間コスト | 引越し前との差 |
|---|---|---|
| そのまま地域大手+都市ガスを継続 | 約14万円 | 基準 |
| 電気だけ新電力に切替 | 約13万円 | −10,000円 |
| 電気+ガスをセットで乗り換え | 約12.2万円 | −18,000円 |
※ 月使用量 電気200kWh・ガス10㎥(東京都・一人暮らしの平均値)で試算。キャンペーン特典を含むと初年度はさらに数千円安くなります。
引越しに合わせて電気とガスを
1回でまとめたいなら
電気・ガス両方に対応した比較サイトで、自分の住所と入居日を入れるだけ。
都市ガスエリアなら、対応プランの一覧から選ぶだけで乗り換え完了です。
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2. 同時乗り換えの全体フロー(5ステップ)
引越し2週間前から動き始めると、当日に慌てません。
以下の5ステップで完了します。
| 時期 | やること | 所要時間 |
|---|---|---|
| 2週間前 | ① 新居のガス種類(都市ガス/プロパン)を確認 | 5分 |
| 2週間前 | ② 電気ガスセット対応の会社を比較・選択 | 15分 |
| 1〜2週間前 | ③ Webフォームから新居の電気・ガスを申込 | 10分 |
| 1週間前 | ④ 旧居の電気・ガス停止を申込(同じ会社で代行可) | 5分 |
| 入居日 | ⑤ ガス開栓の立ち会い(電気はブレーカーUPのみ) | 15〜30分 |
Step 1 新居のガス種類を確認
いちばん最初に確認するのは、新居が 都市ガスか プロパン(LPガス)かです。
物件情報(SUUMOやアットホームの設備欄)、賃貸契約書、または管理会社へ電話で確認できます。
プロパンの場合は供給会社が物件指定で決まっていることが多いため、乗り換えの選択肢は電気側のみになります。
Step 2 電気ガスセット対応の会社を選ぶ
都市ガスエリアなら、東京ガス・大阪ガス・東邦ガス・ENEOSでんき+ガスなど、主要会社のほとんどがセットプランを出しています。
比較のポイントは 「セット割の金額」「キャンペーン特典」「解約金の有無」 の3つ。
引越し時は解約金なしのプランを選んでおくと、その後の柔軟性が確保できます。
Step 3 新居の電気・ガスをWebで申込
選んだ会社のサイトから、新居の住所・入居日・契約者情報・支払い方法を入力します。
電気とガスを同じフォームでまとめて申し込むのがポイント。
ガスは開栓の立ち会い日時もここで指定します。
- 新住所
- 入居日
- 電気の使用開始希望日
- ガス開栓の立ち会い希望日時(午前/午後の枠で指定)
- 支払い方法(口座振替・クレカ)
- 希望アンペア(30A〜40Aが一人暮らしの目安)
Step 4 旧居の停止手続き
旧居側の電気・ガス停止も、Webフォームから1〜2分で完了します。
新しい会社に乗り換える場合、旧会社への解約連絡は不要(新会社が代行)。
ただしガスの閉栓は契約者の立ち会いが求められるケースもあります。退去日に合わせて時間枠を予約しておくのが安全です。
Step 5 入居日にガス開栓+ブレーカーUP
入居当日、新居でやることはシンプルです。
電気は分電盤のブレーカーを上げれば即使えます。
ガスは作業員が訪問して開栓作業(15〜30分)。立ち会いはここだけ必要です。
給湯器・コンロの動作確認まで終わって、その日からお湯と料理が使えます。
3. 都市ガス/プロパン別の注意点
ガスは種類によって、乗り換えの自由度が大きく変わります。
新居がどちらかによって、取れる選択肢が違ってきます。
| 項目 | 都市ガス | プロパン(LPガス) |
|---|---|---|
| 供給方法 | 地下のガス管で供給 | 建物の外にボンベ設置 |
| 料金 | 安い(公的規制あり) | 都市ガスの1.5〜2倍 |
| 会社選びの自由度 | 高い(自由化済み) | 物件指定が多い |
| セットプランの選択肢 | 多数あり | 限定的 |
新居が都市ガスの場合
選択肢は豊富です。
東京ガス・大阪ガス・東邦ガスなどの地域ガス会社の電気プラン、ENEOSでんき+ガス、ニチガス+でんき、Looopでんき+東京ガス供給など、組み合わせも自由。
引越しを機にセット契約に切り替えれば、月500〜1,000円のセット割が継続的に効きます。
新居がプロパンの場合
残念ながら、プロパンのガス会社は 物件オーナーや管理会社が決めている ことが多く、入居者が自由に選べないのが一般的です。
ガス会社を変更できないため、セット割を狙うのは難しくなります。
このケースでは、電気だけ新電力に切り替えて節約する 戦略がおすすめです。
プロパン会社の料金は都市ガスより高めで、そこは固定費として受け入れることになります。
ガス種類の見分け方が分からない場合は、こちらも参考にしてみてください。
一人暮らしのガス会社比較|都市ガス・プロパン別の選び方 →
ガスの種類別に料金相場と乗り換え可否を整理しています。
4. 引越しに合わせて選ぶ、おすすめのセットプラン
都市ガスエリアで一人暮らしの場合、選択肢は大きく3タイプに分かれます。
生活スタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
タイプA 地域ガス会社の電気+ガスセット
東京ガス・大阪ガス・東邦ガスなど、ガス会社が提供する電気+ガスのセット。
知名度・安心感がトップクラスで、料金もバランス良くまとまっています。
初めて新電力に切り替える人、サポート重視の人に向いています。
タイプB 新電力+都市ガスのセット
ENEOSでんき+ガス、ニチガス+でんきなど、新電力会社が両方をまとめるパターン。
セット割の単価は地域ガス系より大きい場合があり、使用量が多い人ほど効果が出やすいです。
ポイント還元(楽天・PayPayなど)を絡めれば、実質割引はさらに広がります。
タイプC 電気は別、ガスだけ地域大手
「セットには縛られたくない」「電気は徹底的に安く」という人向け。
ガスは地域ガス会社のスタンダードプランを継続、電気は基本料金0円のLooopでんき・リミックスでんき等を選ぶ構成です。
セット割は使えませんが、電気側のキャンペーンと自由度を重視できます。
各社の料金・特徴を一覧で見比べたい場合は、こちらの比較記事が参考になります。
一人暮らしの電気ガスセット比較2026|月いくら安くなる? →
主要なセットプランを料金・割引額・解約金で並べて比較しています。
自分の使用量に合うプランが5分で見つかります。
電気だけ徹底的に安くしたいなら
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5. まとめ:よくある質問
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 引越し当日でも申し込みは間に合う? | 電気は最短前日まで可。ガスは立ち会い予約が必要なため2週間前推奨 |
| 電気とガス、別々の会社でも問題ない? | 問題なし。ただしセット割は使えなくなる |
| 引越し時の違約金はかかる? | 住所変更にともなう解約は免除が一般的 |
| プロパン物件でもセット契約できる? | 原則できない。電気側だけ自由に乗り換え可 |
| 旧居の解約連絡は自分でやる? | 新しい会社が代行するため不要(電気の場合)。ガスは閉栓立ち会いがあるため要連絡 |
| 賃貸でもセット契約できる? | できる。大家への許可も不要 |
引越しは、暮らしの「固定費」を一気に見直せる数少ないタイミングです。
電気とガスを別々の会社でなんとなく続けていた状態から、まとめて自分に合うプランに切り替える。
それだけで、月の固定費が静かに下がっていきます。
新居の鍵を受け取る前に、Webフォームを1つ送るだけ。
引越しのバタバタの中、これだけ早めに片づけておくと、入居後の生活がぐっと楽になります。