一人暮らしのガス会社比較2026
都市ガス・プロパン別の選び方と安いプラン

この記事の結論

Q. 一人暮らしのガス会社、変えると月いくら安くなる?
A. 都市ガスなら月300〜800円、プロパンガスなら月1,000〜3,000円下がるケースがあります。
都市ガスは2017年の自由化で新ガス会社が参入し、プロパンは業者間で2倍近い価格差があるのが現実です。
Q. まず何をすればいい?
A. 検針票で「都市ガス」か「プロパンガス」かを確認するのが最初。
都市ガスなら大手or新ガス会社の比較、プロパンなら一括見積もりサービスで適正料金を調べる流れになります。
Q. 一人暮らしにおすすめのガス会社は?
A. 都市ガス(関東)なら東京ガスレモンガス、関西なら大阪ガスが安定。
プロパンの場合は会社単位の比較が難しいので、エネピなどの一括見積もりサービスで住んでいる地域の最安プランを出してもらうのが現実的です。

毎月のガス代、なんとなく払い続けている人も多いかもしれません。
ガス会社も、2017年の都市ガス自由化以降は自由に選べるようになっています。

とはいえ、電気と違ってガスは「都市ガス」と「プロパンガス(LPガス)」で選べる会社の幅がまったく違います。
同じ一人暮らしでも、住んでいる物件のガス種によって最適な選択肢は変わります。

この記事では、都市ガス・プロパンガスそれぞれの一人暮らし向けのガス会社比較を、月の節約額の目安と切り替え手順までまとめて整理します。
1回の見直しで、毎月のガス代がじわじわ下がる仕組みを作りましょう。

1. 一人暮らしのガス代相場と「比較すべき理由」

総務省統計局の家計調査によると、単身世帯のガス代の平均は月3,000〜4,000円程度
夏場は2,000円台、冬場は5,000円を超えることもあります。

季節 一人暮らしのガス代平均 使用量の目安
夏(7〜9月) 約2,000〜2,800円 5〜8㎥
春・秋 約3,000〜3,500円 8〜12㎥
冬(12〜2月) 約4,500〜5,500円 13〜18㎥

※ 都市ガス・東京エリアでの目安。プロパンガスはこの1.5〜2倍が相場です。

ここで注目したいのは、同じガス使用量でも会社によって料金が違うということ。
都市ガスでも数百円、プロパンガスなら数千円単位で変わるケースがあります。

年間で見れば、ガス会社を変えるだけで5,000〜30,000円節約できる可能性も。
1回の手続きで毎月効いてくる固定費削減として、見直す価値は十分にあります。

2. まず確認:都市ガスかプロパンか

ガス会社を選ぶ前提として、住んでいる物件のガス種を確認する必要があります。
都市ガスとプロパンガスでは、選べる会社の選択肢がまったく違うからです。

項目 都市ガス プロパンガス(LP)
供給方法 地下のパイプライン 建物外のガスボンベ
料金 安め(公共料金に近い) 高め(自由料金)
会社選択 自由化(自分で選べる) 大家・管理会社が契約のケースが多い
主な対応エリア 都市部・郊外の住宅地 地方・郊外・古い物件

見分け方:3つのチェックポイント

① 検針票・領収書を見る

毎月届くガスの検針票に「東京ガス」「大阪ガス」「東邦ガス」「西部ガス」などの記載があれば都市ガス
「○○プロパン」「LPG」「○○ガス販売」など聞き慣れない地域の会社名ならプロパンガスの可能性が高いです。

② 建物の外にボンベがあるか

物件の外壁や駐車スペース付近に銀色のガスボンベが設置されていれば、ほぼ確実にプロパンガス。
パイプだけが通っていて、ボンベが見当たらなければ都市ガスです。

③ 賃貸契約書・重要事項説明書を見る

契約書のライフライン欄に「都市ガス」「プロパンガス(LPガス)」のいずれかが記載されているケースがほとんど。
分からない場合は管理会社に問い合わせれば即答してもらえます。

3. 都市ガス会社の比較(主要5社)

都市ガスの場合、地域ごとに大手1社+新ガス会社数社から選べます。
一人暮らしで検討しやすい主要5社をまとめました。

※ 料金は2026年5月時点の目安。
原料費調整額・各種割引を含まない基準料金で比較。
最新の正確な料金は各社の公式サイトでご確認ください。

① 東京ガス(大手・関東)

対応エリア 東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・山梨・静岡(一部)
月10㎥使用時の目安 2,800円
特徴 関東圏で最も実績があり、サポート体制が手厚い。電気とのセット割もあり

こんな人に向いている:関東で初めて一人暮らしを始めた人、サポート重視で選びたい人。

② 大阪ガス(大手・関西)

対応エリア 大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・和歌山・三重・岐阜(一部)
月10㎥使用時の目安 2,700円
特徴 関西圏での標準。電気とのセット割「ベースプランA・B」も用意

こんな人に向いている:関西圏の一人暮らしで、まずは無難に選びたい人。

③ レモンガス(新ガス・関東)

対応エリア 東京ガスエリア(関東)
月10㎥使用時の目安 2,500円(東京ガスより5〜10%安)
特徴 関東で都市ガス料金を一律値下げ。少使用量の一人暮らしでも割引が効く

こんな人に向いている:関東圏で都市ガス料金そのものを下げたい人。

④ CDエナジーダイレクト(新ガス・関東)

対応エリア 東京ガスエリア(関東)
月10㎥使用時の目安 2,650円(東京ガスより約5%安)
特徴 中部電力と大阪ガスの合弁。電気・ガスのセット契約でさらに割引

こんな人に向いている:関東で電気とガスをまとめて見直したい人。

⑤ 東邦ガス(大手・中部)

対応エリア 愛知・岐阜・三重
月10㎥使用時の目安 2,750円
特徴 中部エリアの大手。電気とのセット割「ガス・電気セット割引」あり

こんな人に向いている:名古屋・愛知・岐阜・三重圏の一人暮らし。

5社まとめ比較

会社 エリア 月10㎥の目安 向いている人
東京ガス 関東 約2,800円 サポート重視・新規契約
大阪ガス 関西 約2,700円 関西圏で無難に選びたい人
レモンガス 関東 約2,500円 料金そのものを下げたい人
CDエナジー 関東 約2,650円 電気とまとめたい人
東邦ガス 中部 約2,750円 名古屋圏の一人暮らし

4. プロパンガス物件の見直し方

プロパンガス(LPガス)は、都市ガスと違って会社単位の比較がしにくいのが特徴です。
業者が地域密着で点在しており、同じ地域でも料金に2倍近い差があるからです。

プロパンガスの料金構造(注意)

プロパンガス料金は「自由料金」で、業者が独自に決められます。
そのため同じ使用量でも、業者によって月3,500円〜7,000円と幅が出ます。
「なんとなく高い気がする」と感じている人の多くは、実際に相場より高い料金を払っているケースがあります。

個人で1社ずつ問い合わせるのは現実的ではないので、地域の優良業者を一括で比較できるサービスを使うのが効率的です。

プロパンガスの料金、無料で比較できます

エネピは70万人が利用するプロパンガス比較サービス。
郵便番号と検針票の情報を入れるだけで、地域の最安プランをスタッフが提案してくれます。
見積もりも切り替え手続きも無料です。

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※ サービスの最新情報は公式サイトでご確認ください

注意:賃貸の場合、大家さんや管理会社がプロパンガス会社と契約しているケースがあります。
住人が個人で変更できないことも多いので、まず現状の契約形態を管理会社に確認してから検討するのが安全です。
持ち家・戸建て・自分名義で契約している場合は自由に切り替えできます。

5. 切り替え手順(共通)

都市ガスもプロパンガスも、切り替え手順はほぼ共通です。
工事不要・立ち会い不要で、ネットだけで完結します。

STEP 1:今の検針票を用意する

検針票には「契約者名」「お客さま番号」「供給地点特定番号」が記載されています。
新ガス会社の申し込み時にこれらを入力するので、手元に用意しておきましょう。

STEP 2:新ガス会社の公式サイトから申し込み

所要時間は5〜10分。
クレジットカードまたは口座振替の情報を一緒に登録します。
申し込み後、旧ガス会社への解約は新会社が代行してくれるので、自分で連絡する必要はありません。

STEP 3:切り替え完了を待つ

通常2週間〜1ヶ月程度で切り替え完了。
切り替え日からは新ガス会社の料金体系で請求が始まります。
ガスメーターの交換は不要で、ガスが止まることもありません。

6. よくある注意点

① プロパンは「自分名義契約」かどうか確認する

プロパンガスは、賃貸の場合大家・管理会社が契約者になっているケースが多い。
その場合、住人が個人で変更することはできません。
申し込み前に必ず管理会社へ確認しておきましょう。

② 解約金・最低契約期間をチェック

新ガス会社の多くは解約金0円ですが、一部のプランには1〜2年の縛りがあります。
申し込み前に「契約期間・解約金」の欄を必ず確認しておきましょう。

③ 賃貸入居時の指定がある場合

一部の賃貸では「ガス会社は○○指定」と契約書に書かれている場合があります。
その場合は変更できないので、契約書のライフライン欄を確認しておきましょう。

7. まとめ:検針票を見るところから

  • 一人暮らしのガス代相場は月3,000〜4,000円。会社で月300〜3,000円の差が出る
  • まず検針票で「都市ガス」か「プロパン」かを確認するのが第一歩
  • 都市ガスは関東なら東京ガス・レモンガス・CDエナジー、関西なら大阪ガスが選択肢
  • プロパンは業者間で2倍近い差があるので一括見積もりサービスで適正価格を確認
  • 切り替えは工事不要・立ち会い不要・ネット完結。旧ガス会社への解約も新会社が代行

ガス代は1回見直すだけで、毎月自然に下がる固定費
電気の見直しに比べて知られていない分、変えると効果がじわじわ出てきます。

まずは手元の検針票を1枚、引っ張り出してみるところから。
「都市ガス」か「プロパン」か、それだけ確認できれば次のステップに進めます。