エアコンと
サーキュレーターの併用で
電気代は下がる?扇風機との違いも解説
公開日:2026年7月3日 / 更新日:2026年7月3日
この記事の結論
- Q. エアコンとサーキュレーターの併用で電気代は下がる?
-
A. 設定温度を1〜2℃上げても同じ涼しさを感じやすくなり、結果的に電気代が下がります。
設定温度を1℃上げると消費電力は約10%下がる目安です。 - Q. サーキュレーターと扇風機はどっちを使えばいい?
-
A. 空気を部屋全体に循環させたいならサーキュレーター、体に風を当てて涼みたいなら扇風機です。
風の届く距離や広がり方に違いがあります。 - Q. サーキュレーターの電気代はいくら?
-
A. 一般的な機種で 1時間あたり1円未満〜数円程度。
1ヶ月つけっぱなしにしても数十円〜百円台に収まることが多いです。
エアコンの設定温度、下げる前にできることがあります。
「暑いから設定温度をもう1℃下げよう」
「でも電気代が気になる…」
そんなときに見直したいのが、部屋の中の空気の流れです。
この記事では、エアコンとサーキュレーターを併用すると電気代がどう変わるかを仕組みから整理します。
あわせて、サーキュレーターと扇風機の違い、季節別の効果的な置き方、よくある質問までまとめました。
1. 併用で電気代が下がる仕組み
冷たい空気は重く、部屋の下のほうに溜まりやすい性質があります。
逆に暖かい空気は軽く、上に溜まりやすくなります。
エアコン単独で運転すると、この偏りがそのまま残り、体感温度にムラが出ます。
サーキュレーターで部屋の空気を循環させると、この温度のムラが均一に近づきます。
結果として、設定温度を1〜2℃上げても、これまでと同じくらいの涼しさ・暖かさを感じやすくなります。
設定温度を1℃変えると、消費電力は 約10% 変わる目安があります(資源エネルギー庁 公開データ)。
一人暮らし向け6畳用エアコン(2.2kW)で冷房を1ヶ月使う場合、電気代は月3,000〜5,000円ほどが目安です。
ここから1〜2℃上げられれば、月300〜1,000円前後の節約につながる計算になります。
※実際の節約額は部屋の広さ・断熱性能・外気温によって変動します
使い方の工夫と合わせて、電気の単価そのものを見直すのも近道です。
2. サーキュレーターと扇風機の違い
サーキュレーターと扇風機の一番大きな差が、風の性質です。
| 項目 | サーキュレーター | 扇風機 |
|---|---|---|
| 風の性質 | 直進性の強い渦巻き状の風 | 広がる柔らかい風 |
| 向いている用途 | 部屋全体の空気循環 | 体に当てて涼む |
| 風の届く距離 | 遠くまで届きやすい | やや近距離向き |
| 電気代(1時間) | 1円未満〜数円 | 0.5〜1円程度 |
サーキュレーターは直進性の強い風で部屋の奥まで空気を届けやすく、エアコンと組み合わせて部屋全体の温度を均すのに向いています。
扇風機は風が柔らかく広がるため、体に直接当てて涼む使い方に向いています。
どちらも電気代は小さく、1ヶ月つけっぱなしにしても数十円〜百円程度が目安です。
手元に扇風機しかない場合でも、エアコンに向けて回せば代用できます。
ただし風の到達距離が短いため、部屋の隅々まで空気を循環させたい場合はサーキュレーターのほうが効果を感じやすいかもしれません。
3. 効果的な置き方
置き方や向きひとつで、循環の効き方が変わります。
冷房時:エアコンに背を向けて対角へ
エアコンから出た冷気を追いかけるように、エアコンに背を向けて部屋の対角線上へ風を送るのが基本です。
床付近に溜まった冷気を持ち上げるイメージで、床に向けて置くとより循環しやすくなります。
暖房時:天井に向けて上向きに
暖房時は逆に、天井付近に溜まった暖かい空気を下ろす向きが効果的です。
サーキュレーターを上向きにして天井に向け、部屋全体に暖気を行き渡らせます。
部屋の広さ別の目安
6畳程度のワンルームであれば、部屋の隅に1台置いて対角に風を送るだけで十分に循環します。
8畳を超える部屋や、キッチンとの仕切りが少ない間取りでは、エアコンから少し離れた位置に置くと風がより行き渡りやすくなります。
夏のエアコン冷房、月の電気代の目安は? →
設定温度別のシミュレーションと、つけっぱなし vs こまめに消すの正解をまとめています。
サーキュレーター併用で、さらに無理なく涼しく過ごすヒントに。
4. よくある質問
Q. サーキュレーターはエアコンの下に置いても大丈夫?
A. 問題ありません。
ただしエアコンの吹き出し口をふさがない位置に置くことが大切です。風の通り道を邪魔しない場所を選ぶと循環効果を保ちやすくなります。
Q. 24時間つけっぱなしでも電気代は問題ない?
A. サーキュレーターの消費電力は小さいため、大きな負担にはなりにくいです。
1ヶ月つけっぱなしにしても数十円〜百円台が目安で、エアコンの節電効果のほうが上回るケースが多いです。
Q. 扇風機とサーキュレーター、両方持つ必要はある?
A. 用途が分かれるため、両方あると使い分けがしやすいです。
ただし一人暮らしでスペースが限られる場合は、直進性のあるサーキュレーター1台を体に向けて使う方法でも代用できます。
Q. サーキュレーターはどこに向けて置くのが正解?
A. 季節によって向きを変えるのが基本です。
冷房時は床付近から対角線上へ、暖房時は天井に向けて上向きに置くと、それぞれの季節で循環効果を感じやすくなります。
5. まとめ
- サーキュレーター併用で 設定温度を1〜2℃上げても快適さを保ちやすい
- 設定温度1℃で約10%の節電目安、月300〜1,000円前後の節約につながることも
- サーキュレーター=空気循環向き、扇風機=体に当てて涼む用途
- 冷房時はエアコンに背を向けて対角へ、暖房時は天井に向けて上向きに
- どちらも電気代は小さく、月数十円〜百円台が目安
設定温度を下げる前に、まず空気の流れを整える。
それだけで、同じ設定温度でも過ごしやすさが変わることがあります。
使い方の工夫を試したうえで、それでも電気代が気になる場合は、電力会社の見直しも選択肢のひとつです。
使い方を整えたら、次は単価の見直しも
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